プロジェクト名
Active Healthy Kids Japan (アクティブ ヘルシー キッズ ジャパン)

連絡先
東京都町田市常盤町3758桜美林大学 
田中千晶研究室 e-mail:active.healthy.kids.japan@gmail.com

メンバー

左から 宮地元彦, 安部孝文, 鈴木宏哉, 田中千晶, 井上 茂, 田中茂穂

●構成メンバー: “The Japan Report Card on Physical Activity for Children and Youth”作成メンバー 田中千晶 桜美林大学 田中茂穂 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所 井上 茂 東京医科大学 宮地元彦 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所 鈴木宏哉 順天堂大学 安部孝文 島根大学 John J Reilly University of Strathclyde


Prof. John J Reilly  

 

ロゴ

当プロジェクトのロゴは、“日本古来の遊び”をみんなで楽しみ、引き継ぐ事を理念として表しました。“遊び”は、乳幼児期から心身の健全な育成に必要なからだを動かす時間を担保するだけではなく、世代や障碍の有無に関わらず誰もが一緒に参加して楽しむことができます。日本の大切な文化を世界に発信すると共に、引き継いでいきましょう。

 

メッセージ

2013年冬、英国スコットランドにおいて、「子供・青少年の身体活動促進」のための国際的な取り組みとして、Active Healthy Kids Global Alliance(http://www.activehealthykids.org/)への加盟および“The Japan Report Card on Physical Activity for Children and Youth”作成の誘いを受けました。 「スポーツや運動をしよう!」という事はこれまでも繰り返し言われてきましたが、実際にスポーツや運動をしている割合は、子供も大人もそれほど高くはありません。スポーツや運動に積極的に参加する子供達と、学校の体育の時間を除きほとんど積極的にスポーツや運動を行わない子供達といった二極化も指摘されています。

更に最近、諸外国において、子供達がたとえスポーツや運動に参加していても、日常生活全般に占める割合は低く、それ以外の時間に座ってゲームやパソコンをしたり寝転がってテレビを見ていたりしていること(座位行動)が問題視されています。これを改善するには、子供も大人も、日常の身体活動を生活全般で捉える事が重要です。今回のプロジェクトを通して、日本の子供・青少年の身体活動量がどの程度であるかを示す、国を代表するデータが無いことが明らかになりました。 みなさんは、日本の子供や青少年の健全な育成に向けて、我々の示した通信簿の結果をどのように受け止められるでしょうか?

本プロジェクトで示す通信簿を、以下のような方々にそれぞれの議論の場でご利用頂き、わが国における子供・青少年の身体活動の促進につながることを願っています。

●保護者、教員、スポーツ・運動の指導者など: 従来の「スポーツや運動への参加」の促進に加え、外遊びの増加、通学や日常の移動手段の見直し(自家用車から、自転車の使用や徒歩を増やす)など、子供・青少年のみならず、家族をはじめ、子供達に関連する大人も一緒に、日常生活全般の身体の活動を高める生活の見直しに活用

●政府、地方自治体、学校: 健康増進計画や教育計画等の策定や健康への投資に関する戦略の決定などに活用

●研究者、教員: 子供・青少年の身体活動に関して必要な科学的根拠の欠落している部分を見つけ、今後求められる研究の特定化、および身体活動や座位行動の調査法の改善につなげるとともに、児童から大学院生の教育において活用

このように、地方自治体や学校のみなさんがこの通信簿をご利用される場合、みなさんのお子様の現状(例えば、スポーツ・運動への参加の有無)が、本プロジェクトの国を代表するデータで評価した各指標の「等級」と比較参照することで現状を理解するのに役立てられます。 未来を担う子供達とその家族の健康、そして私達を取り巻く環境問題の解決は、子供や大人の健康に関わる研究者だけではできません。保護者、現場の教員、スポーツ・運動の指導者、スポーツ・運動以外の分野の専門家、支援してくださる企業の皆様に支えられ、少しずつ活動を広げていきたいと思っています。

プロジェクトリーダー 田中千晶